茂木町指定有形文化財(建造物)平成12年5月8日指定
所 在 地 ■茂木1123番地 道の駅もてぎ
構 造 ●木造二階建て、ツーバイフォー工法、 バルーンフレーム工法 大 き さ ●1階54.62㎡、2階54.62㎡、地下49.31㎡ 建築年代 ●大正13年(1924)12月 |
明治時代後期から大正時代にかけてアメリカで活躍した、河井村(茂木町河井)出身の日本画家・古田土雅堂が帰国の際に輸入した組立住宅。大正13年(1924)12月、宇都宮市下戸祭に竣工された。バルーンフレーム工法で建設された2階建ての洋館で、1階に居間・食堂・台所、2階に3つの寝室と浴室を配し、地下にはボイラー室があり、各部屋にラジエーターを備えた「文化住宅」である。平成11年(1999)、雅堂の故郷である茂木町に移築。大正時代の輸入住宅の生きた遺構、記念館として復元され保存されている。近代住宅の歴史を検証する上でも貴重な建物である。