国指定重要有形文化財(建造物)昭和43年4月25日指定
所在地 ■牧野1170番地
構 造 ●寄棟造、茅葺 桁行16.4m、梁間7.9m 平面積125.672㎡
建築年代 ●元禄2年(1689) |
林村(茂木町大字林)に建築された一般農家の住宅。土間と3室からなる間取りは、建築当時の形を伝えている。梁組は低く、二重梁が多く、土間に独立柱がある。居間と土間境は3間半通しの大梁をかけ、中央には梁の下に支柱がある。各部材の木割りは太くできている。昭和47年(1972)3月に茂木町へ譲渡され、昭和53年8月に現在地に移築復元された。東日本の民家としては、その建築年代が明らかである点で貴重である。
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