ふみの森トピック
茂木町指定記念物(天然記念物)平成15年3月20日指定
所 在 地 ■桧山646番地 桧山薬師堂
推定樹齢 ●約290年 大 き さ ●樹高35m、胸高周囲3.61m、 枝張り:東西16m、南北18.5m |
桧山薬師堂が東光寺の付属建物として建立されたころに植えられたものと推測される。薬師堂前にそびえている姿は遠くからも見え、紅葉の時期は特に見事である。イチョウはイチョウ科に属し、原産地は中国で「生きている化石」とも呼ばれている。日本に伝わって以降、寺社の境内や並木、街路樹、公園樹として植えられ、人々と関わりが深い木である。
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- 投稿者: ふみの森もてぎ
- カテゴリ: 森のたからもの(2) 茂木町の文化財
栃木県指定記念物(天然記念物)
昭和31年6月15日指定 個人所有 推定樹齢 ●約800年
大 き さ ●樹高18m、目通り周囲7.3m、 枝張り:東西14m、南北15.3m |
茂木から烏生田へ向かう途中の峠にあり、こんもりと茂った巨木である。九石は元禄11年(1698)旗本梶川与惣兵衛照元の領地となり、梶川は巡視の際に必ずこの木の下で休み「この地を大木の下と称せよ」と命じたという。また、この木の枯れ枝を拾って炉にたけば火傷をしない、枝を門に掛けておくと一切の悪病にかかることがないといわれている。太い幹は空洞で、途中で枯れているため高さはないが、巨木の感がある。樹勢は盛んで、特に深緑と紅葉は見ごたえがある。平成元年に栃木県名木百選に選ばれた。
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栃木県指定記念物(天然記念物)
昭和42年10月20日指定 個人所有
推定樹齢 ●約300年 大 き さ ●樹高150m 枝張り:東西16.7m、南北17.5m |
県道茂木・上飯線の道路沿い東側土手の上にある。根株から4本の幹が出て、ほぼ南北に並んでいる。4本の幹は、同じ株から出た主幹とみられる。上部は枝が交わり合っていて、多少枯れ枝はあるが東方から見ると寄せ植えの盆栽のようである。この地方では「4本桜」または「肥しょい桜」と呼び、昔はこの桜が咲くと田畑に肥料を運んだという。ヤマザクラはバラ科の落葉高木で、阿武隈山地以南の平地から山地に自生し、本件では各地にみられる。町内の各学校では校庭の樹木として植えられている。
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栃木県指定記念物(天然記念物)
昭和46年6月25日指定 個人所有 推定樹齢●約700年
大 き さ●樹高25.5m、目通り周囲3.5m、 枝張り:東西14.5m、南北16.0m |
母屋の東北に祀る氏神八幡宮の神木とされている。地上1.5mで東西へ周囲1.25mの枝をほぼ水平に3.6mほど伸ばし、その先は斜め上を向く。主幹は地上3~5mの間で6本の枝を上向きに出し、地上19mあたりから小枝が分かれている。巨木であり、樹勢は盛んで、多数の実がなる。モミジの巨木としては全国的に見ても指折りのもので、平成元年に栃木県名木百選に選ばれた。イロハモミジはイロハカエデ、タカオモミジともいわれ、カエデ科の落葉高木で関東以南の山地に自生し、庭木としてよく植えられ紅葉も美しい。材は木目が美しいので家具材にも利用される。
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- 投稿者: ふみの森もてぎ
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