ふみの森もてぎ落成式

 平成28年7月15日、「ふみの森もてぎ落成式」が行われました。元禄16年(1703年)創業の酒造蔵元ほか、隣接する1900坪の土地に、町有林材をふんだんに活用した「まちなか文化交流館〈ふみの森もてぎ〉」の落成です。棟札によると弘化3年(1848年)という仕込み蔵の梁や柱を活用した“ギャラリーふくろう”に設けられた式典会場には、来賓および招待者、関係者など総勢120名が顔を揃え、玄関前で行われたテープカットまで、茂木町の新しい文化拠点のスタートをお祝いしました。

【古口達也町長による式辞】

宝探しinふみの森

 7月17日、ふみの森もてぎグランドオープンの翌日、図書館には朝からたくさんの子供たちの元気な姿でいっぱい。「宝探しinふみの森」と題されたイベントが開催されました。主催したのは「なでしこの会」で、ふみの森もてぎを支えるサポーター組織の「ふみの森の仲間たち“こだま”の会」に登録しているボランティア団体です。

ミミズク土偶(九石古宿遺跡出土)
 
茂木町指定有形文化財(考古)平成31年3月15日指定
所  在 ●ふみの森もてぎ
出  土 地 ●茂木町九石古宿遺跡
年  代 ●縄文時代後期(約3200年前)
形  態 ●像高13.5㎝ 幅9.3㎝ 厚さ3.3㎝
       粘土素焼き
 
縄文時代後期から晩期にかけて関東地方で盛行したミミズク土偶。その顔の表情が鳥のみみずくに似ていることから「ミミズク土偶」と呼ばれる。平成2(1990)年11月から同3年1月にかけて行われた九石古宿遺跡1次調査において出土した。右腕部分は折れていたものの、西側20㎝地点で出土し接合している。頭部や顔面の装飾が簡素で、ミミズク土偶としては初期的様相である。北関東におけるミミズク土偶出現期の様相がわかる資料として、学術的にその価値は高い。
※「ミミズク土偶(九石古宿遺跡出土)」は平成31年3月に町有形文化財に指定されたため、「茂木町の文化財 第2版」(平成29年発行)には掲載されておりません。
 

このたび、地域資料『茂木町の文化財』を20年ぶりにリニューアルしました。茂木の歴史を知る上で欠かせない1冊です。ぜひ、ご覧ください。※『茂木町の文化財第2版』図書館にて好評発売中!(町内指定文化財全70件を紹介)

『茂木町の文化財 第2版』の一部は、こちら「森のたからもの(2)茂木町の文化財からご覧いただけます。

 

木造聖観音菩薩立像
 
 
茂木町指定有形文化財(彫刻)平成25年2月14日指定
所在地 ■河井1193番地 長寿寺
形 状 ●像高167.0㎝、総高213.0㎝
形 態 ●一本背割造 彫眼
年 代 ●平安時代後期
 
檜材を使った一木造りの像であり、割矧ぎと背割りの技法を用いて彫像されている。衣文部は堅地であるが、肉身部には漆箔が施されている。これらの技法や、側面がS字状で薄めの体躯であること、衣文の造形に見られる特徴から、平安後期の作と推定される。台座は蓮弁であるが、下部が欠損して蓮肉のみが残る。平成26年(2014)に修復し、当初の堅地漆箔等が表れた。釈迦山法幢院長寿寺は真言宗智山派に属し、文明14年(1482)、覚成院17世佑宝の弟子、権大僧都法印良印の開基という。その本尊が聖観音菩薩であり、時と場所に応じて姿を変えて現れ、人々を救済するという。
桧山薬師堂のイチョウ
 
 
茂木町指定記念物(天然記念物)平成15年3月20日指定
所 在  地 ■桧山646番地 桧山薬師堂
推定樹齢 ●約290年
大 き  さ ●樹高35m、胸高周囲3.61m、
      枝張り:東西16m、南北18.5m
 
 桧山薬師堂が東光寺の付属建物として建立されたころに植えられたものと推測される。薬師堂前にそびえている姿は遠くからも見え、紅葉の時期は特に見事である。イチョウはイチョウ科に属し、原産地は中国で「生きている化石」とも呼ばれている。日本に伝わって以降、寺社の境内や並木、街路樹、公園樹として植えられ、人々と関わりが深い木である。
 
2021年 (令和3年)
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