茂木町指定史跡「茂木城」の御城印が完成しました!
通常版のほか、春版、夏版、秋版を販売しています。
通常版・春限定版・夏限定版・秋限定版ともに300円で販売中です。
ふみの森もてぎカウンターで販売しています。
「御城印」、登城の記念にぜひ!
※郵送での販売は行っていません。ご了承ください。
~~茂木城の歴史~~
茂木城は、令和4年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも活躍した八田知家の三男知基が築城したと伝わる山城です。
八田知家が源頼朝から茂木の地を賜り、三男知基が領土を譲り受けて茂木氏を名乗ります。
その後茂木氏は茂木の地(現在の茂木町の中央部分)を領土とし、戦国時代まで生き抜いていきます。
戦国時代には常陸国(現茨城県)の戦国大名であった佐竹氏に従属し、一度常陸国小川城(現茨城県小美玉市)に居城を替えます。
その後、同じ佐竹氏家臣の須田氏が茂木城の城主となりますが、
佐竹氏が関ケ原の戦いへの不参加を咎められ、出羽国(現秋田県)へ
移封されることとなり、茂木氏・須田氏もともに秋田へ移りました。
江戸時代になると茂木は細川興元(細川忠興の弟)の領土となり、茂木藩(のちの谷田部藩)が置かれますが、
茂木城は使われることはなくなり、廃城となりました。
現在も当時の土塁や堀が残り、山城ならではの高低差がある壮観な遺構を見ることができます。
また、城山公園として整備され、春には桜、秋にはヒガンバナ、冬にはロウバイなど、
四季折々の花々が咲く公園として親しまれています。
お問い合わせは、ふみの森もてぎ 図書文化係まで
TEL:0285-64-1023