ふみの森もてぎ落成式

 平成28年7月15日、「ふみの森もてぎ落成式」が行われました。元禄16年(1703年)創業の酒造蔵元ほか、隣接する1900坪の土地に、町有林材をふんだんに活用した「まちなか文化交流館〈ふみの森もてぎ〉」の落成です。棟札によると弘化3年(1848年)という仕込み蔵の梁や柱を活用した“ギャラリーふくろう”に設けられた式典会場には、来賓および招待者、関係者など総勢120名が顔を揃え、玄関前で行われたテープカットまで、茂木町の新しい文化拠点のスタートをお祝いしました。

【古口達也町長による式辞】

宝探しinふみの森

 7月17日、ふみの森もてぎグランドオープンの翌日、図書館には朝からたくさんの子供たちの元気な姿でいっぱい。「宝探しinふみの森」と題されたイベントが開催されました。主催したのは「なでしこの会」で、ふみの森もてぎを支えるサポーター組織の「ふみの森の仲間たち“こだま”の会」に登録しているボランティア団体です。

森のめざめから2週間が過ぎた。しんと静まり返っていたふみの森が少しだけ明るくなった。利用者の方からも「始まってよかった」とお声をかけていただき、森人たちもうれしく、生き生きと仕事をしている。まもなく町民ギャラリーでの展示も始まり、皆様にまた違う角度で楽しんでいただける。

ふみの森もてぎは、開館当初からリアルを大切にしてきた。訪れた方は、本に触れ、手に取り、読みたい本を選ぶ。それを森人が手渡しで貸し出しをする。

今、新型コロナウイルス感染症予防対策で、テレワークやネット通販、無人レジなど人を介さないことが推奨されている。就活や大学の授業もネット上。パソコンの操作一つで、家にいながら品物が買える。リモートで会議や友人たちとの飲み会もできる。確かに便利だ。感染のリスクも減る。でも・・・。

ふみの森もネットで本の検索や予約ができる。でも・・・。リアルに触れて本を探したいときもあるだろう。そこに、新しい本との出会いや発見があるからだ。友人と一緒に杯をかたむけたいときもあるだろう。そこに、人と人との触れ合いがあるからだ。

ウイルス感染の不安の中、ICTの活用が増えてくることは間違いない。その中で、ふみの森もてぎは、ICTを上手に活用しながら、今まで大切にしてきたリアルも忘れずに進んでいこうと思う。(森の番人 改め 森の番長)

ふみの森もてぎの運営方針の一つに、「安全で快適な施設環境を整え、町民・利用者がくつろげる憩いの場となるとともに、さまざまな行事や催しを通じて人との出会いと交流を実現する。」とあります。平成28年の開館からまもなく4年。ふみの森はそんな施設に育ってきたと思います。木造の空間の中で、静かに読書をしている方もいるし、併設のカフェでコーヒーを飲みながら新聞や雑誌を読んでいる方もいます。ゆずもんちでは、お話会や工作づくりのイベントが開催され、のんびりと本を選んでいる親子の姿も見られます。ギャラリーでは、町内外の方の美術作品や書道などの展示を見て、作者さんとの交流の場にもなっていました。

今までは・・・

しかし、年明けからの新型コロナウィルス感染症拡大により、今までの対応ができずにいます。新しい生活様式にのっとったガイドラインに従い、マスクの着用をお願いしたり、カウンター前には間隔をあけた足形をはり、アクリル板越しの対応など森人たちもはがゆい思いでいっぱいです。今のところ、長時間の滞在もご遠慮いただいています。ウイルスは、人と人との距離やふれあいを遠ざけようとしているのかもしれません。でも、今までとは違った対応でも森人の気持ちは変わりません。皆さんに心から楽しんでいただける、ゆっくりとくつろいでいただけるふみの森でありたいと思っています。          (森の番人) 

今年の春は、日本中いや全世界が新型コロナウイルス感染症対策に追われて過ぎていきました。ふみの森も4月に一度再開しましたが、10日からは再び休館に入り、ひと月以上たちました。ふみの森もてぎから見える城山は、緑濃くなり、新緑の装いです。

今日、が再び動き出しました。

開館時に借りた本を大切にお読みいただきながら、開館を心待ちにしてくださった皆様、ご協力ありがとうございました。まだまだ、しばりの多い中での再開です。皆様方のご協力をいただきながら、再び眠りにつくことのないように、森人たちも気を引き締めて仕事をしています。ご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。(森の番人)

2020年 (令和2年)
9月29日(火)
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