森人のつぶやき
ふみの森もてぎ図書館は、開館からもうすぐ6年が過ぎます。まだまだ整備半ばです。地域資料の整備もその一つ。ふみの森もてぎ図書館ができる前は「まちかど図書館」という名の小さな公民館図書室がありました。が、地域資料は少なめです。町の歴史を後世に残していくのも図書館の役目。今回、約20年前「茂木町史」を作成した時に集めた資料を少しずつ製本をして蔵書にしました。「茂る力」は茂木小学校の児童の文集。1960年出版の号から約40冊を数冊ずつ製本しました。よく知っている人の作文や自分の作文なども見つけ、急に過去がよみがえりました。「あゆみ」は茂木中学校の生徒会誌、「雄龍」は茂木高校社会部の研究紀要。「あらかし」は茂木町短歌会の年刊歌集です。製本をすると見違えるようになり、貴重な蔵書になりました。(森の長老)
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ふみの森もてぎのギャラリーは、3つあります。一番大きなギャラリーが「ふくろう」次が「こもれび」そして「質蔵」と名前がついています。一度に3つすべてを使う展示もあれば、それぞれ別な展示が行われることもあります。そこでは、展示を見に来られた方と展示者との交流はもちろん、同時期に行われている展示者同士の交流も生まれます。お互いの作品を鑑賞したり、情報交換をするなど、みなさん人と人との出会いと交流を楽しんでいます。そして、この出会いと交流がみんなを元気にしているようです。コロナ感染の不安はまだまだ消えませんが、少しずつ、出会いと交流を見つけに出かけてみてはいかがですか。ふみの森もてぎは、歴史や文化そして本との出会い、また人々の出会いと交流の空間になることを目指しています。(森の長老)
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今日から「茂木の町並み絵巻展」が始まりました。昨年開催した「縦町通り編」につづく第2弾です。茂木の市街地は、T字にはしっている通りがあり、町のシンボル城山を正面に見る縦町通りと横に見る横町通りと呼ばれています。茂木駅からふみの森もてぎまでを描いた昨年の「縦町通り」編では約25メートルの絵巻になりました。今回は、その倍の50メートル。大きさが限られているギャラリーふくろうにどのように展示したらいいか、昨年からお仲間たちと試行錯誤を重ね本日を迎えました。画用紙98枚に描かれたイラストの町では、今は閉じてしまったお店を復活させ、子どもからお年寄りまでが生き生きと描かれています。町で活動している文化・スポーツサークルの皆さんも登場し、会場では「これ私よ。」などの声も。イラストを描いた鶴丸さんは、10年前に東京から移住してきました。鶴丸さんの茂木愛があふれるイラストは、住んでいる私たちが気づかない何かを気づかせてくれるようです。温かい空気に包まれた展示会です。(森の長老)
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