森人のつぶやき
記録的な早さで梅雨が明け、毎日暑い日が続いていますね。先日は開館と同時に来られた利用者さん。「暑くて何もできないから、図書館で本を読もうと思って」と閲覧席の手続きをなさいました。その方は、涼しい館内でゆっくりと読書をされたようです。ご自宅で過ごすのもいいですが、たまには図書館で過ごしてみてはいかがですか。現在ふみの森では、閲覧席を開放しています。カウンターで受付が必要になりますが、時間の制限はありません。読書以外にも、ギャラリーでは木口木版画展、植物画展が開催され、歴史資料展示室では「幻の長倉線ー地域発展にかける夢」と題して未成線の展示を行っています。読書に疲れたら、カフェでひと休みもいですね。各家庭でクーラーをつけるより、図書館のような公共施設で過ごせば温暖化防止にも・・・。今年の夏は、図書館でクールシェアしませんか。(森の長老)
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ふみの森もてぎ図書館は、開館からもうすぐ6年が過ぎます。まだまだ整備半ばです。地域資料の整備もその一つ。ふみの森もてぎ図書館ができる前は「まちかど図書館」という名の小さな公民館図書室がありました。が、地域資料は少なめです。町の歴史を後世に残していくのも図書館の役目。今回、約20年前「茂木町史」を作成した時に集めた資料を少しずつ製本をして蔵書にしました。「茂る力」は茂木小学校の児童の文集。1960年出版の号から約40冊を数冊ずつ製本しました。よく知っている人の作文や自分の作文なども見つけ、急に過去がよみがえりました。「あゆみ」は茂木中学校の生徒会誌、「雄龍」は茂木高校社会部の研究紀要。「あらかし」は茂木町短歌会の年刊歌集です。製本をすると見違えるようになり、貴重な蔵書になりました。(森の長老)
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ふみの森もてぎのギャラリーは、3つあります。一番大きなギャラリーが「ふくろう」次が「こもれび」そして「質蔵」と名前がついています。一度に3つすべてを使う展示もあれば、それぞれ別な展示が行われることもあります。そこでは、展示を見に来られた方と展示者との交流はもちろん、同時期に行われている展示者同士の交流も生まれます。お互いの作品を鑑賞したり、情報交換をするなど、みなさん人と人との出会いと交流を楽しんでいます。そして、この出会いと交流がみんなを元気にしているようです。コロナ感染の不安はまだまだ消えませんが、少しずつ、出会いと交流を見つけに出かけてみてはいかがですか。ふみの森もてぎは、歴史や文化そして本との出会い、また人々の出会いと交流の空間になることを目指しています。(森の長老)
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