年明けの日曜日。閉館の音楽に促され、2階のキャレル席で帰り支度をしていた高校生がいました。「受験生?」と声をかけると、「そうです。もうすぐ、共通テストです」とのこと。今日、明日は「大学入学共通テスト」ですね。私の頃は「共通一次」でしたが、その後「センター試験」になり、今年は共通テスト最初の年。コロナ禍の中で学校の休校や、オンライン授業など受験生にとっては大変な一年だったと思います。ふみの森も年度当初には休館になり、開館後も学習室やキャレル席はしばらく使用禁止に。いつもなら、一生懸命勉強している高校生でにぎわっている夏休みもひっそりしていました。現在も、2時間の制限を設けての利用です。ごめんね。もっと利用したいよね。それでも、不平も言わず、時間を守り、まじめに勉強している高校生に明るい春が訪れることを願うばかりです。荷物を抱え、帰っていく後ろ姿に「がんばれ」と心の中でエールを送りました。 (森の番長)
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新年あけましておめでとうございます。今年もふみの森もてぎをどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は新型コロナウィルス感染症により、今までの生活がガラッと変わってしまった年でした。ふみの森もてぎでも入り口には消毒液、図書カウンターにはアクリル板を設置、換気のために窓を少し開放するなど、皆様にはご不便をおかけしていることと思います。
そのような中でも、本を借りにまた展示を見にたくさんの方が来館してくださりありがたいことです。森人たちも資料やカウンター等の消毒を日課とし、日々感染対策に努めています。
今年はふみの森もてぎ5周年を迎えます。皆様に愛される施設を目指し、森人一同力を合わせて進んでまいりたいと思います。 (森の番長)
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ふみの森のエントランスに、クリスマスツリーが飾られました。新型コロナ感染症予防によりギャラリーでの展示ができなかったトールペイント教室の先生が飾って下さったものです。大きなツリーにトールペイントで制作したオーナメントがたくさん。イルミネーションもついて、エントランスが華やかになりました。図書館の中では、クリスマスや来年の干支「丑」に関する特集棚、そして百人一首をはじめ伝承遊びに関する特集コーナーなどなど館内は年末の装いに。
さて、一週間前ぐらいから、城山の一部が黄色に染まっているのが見えます。気になって、先日見てきました。蝋梅の葉が黄色く紅葉していたのです。こんなに色づくなんて今まで気が付きませんでした。中をのぞくと、枝にはたくさんの蕾があり、まもなく花開きいい香りを放つことでしょう。新型コロナ感染症に不安な日々を過ごしたまま一年が過ぎようとしています。そんな人々の心を癒すかのように自然は美しさを増しているのでしょうか。いや、自然はいつも通りで、私たちの心がそう感じさせるのかもしれません。 (森の番長)
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