森人のつぶやき
町在住鶴丸光世氏の「茂木の町並み絵巻展」がギャラリーふくろうで開催されています。茂木駅からふみの森までの縦町通りをイラストで描いた絵巻です。鶴丸氏は、茂木町に移住して9年。昭和の面影を残した町の景色に、子どもの頃過ごした町並みを思い出し懐かしくなったそうです。そして、この町並みを描いてみようと絵巻物に描いてくれました。
絵巻には、今は締まっているお店が営業を再開していたり、たくさんの子供たちや町の人々が生き生きと描かれています。道路には2階建て観光バスが走り、一角では映画の撮影を行われ、空にはバルーンも飛んでいます。鶴丸氏の想像が膨らみ、楽しい町並みが出来ました。
ご覧になった方からは、「楽しい!元気が出た。」などの声や、絵を前に昔の思い出話に花が咲くことも。
いつも見慣れている風景、子どもの頃から見ていた景色。当たり前のように感じていた景色も違った視線で見ると魅力的に映ることもあるのですね。もう一度自分たちの町の良さを見直してみることも大切なことではないかと思います。
コロナ禍の中で展示は一年延び、感染予防のための換気や消毒など制限のある中での展示です。が、鶴丸氏は連日会場に詰め、皆さんとの交流を深められています。来年は、横町通りの展示を予定されている鶴丸氏。準備も着々と進んでいるようです。町民の方も森人もみんな楽しみに待っています。 (森の番長)
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例年より桜の開花が早く、ふみの森から見える城山の桜は、もうすでに葉桜にの装い。山々は新緑に変わりつつあります。出会いと別れの春です。ふみの森でも職員の異動がありました。
開館から5年間、図書館部門の中心となってくれたMさんが本庁へ異動し、同じ教育委員会部局生涯学習課からSさんが新しい仲間になりました。
Mさんは、平成28年4月に新規採用職員として、ふみの森に配属になりました。他の図書館で司書として勤務していたMさんは、大きな体に大きな声、新人というよりは頼もしい仲間でした。7月の開館を間近にてんてこ舞いの毎日、遅くまで開館準備に追われていた日々を懐かしく思い出します。昨年、4年ぶりにふみの森に戻ってきてMさんと一年仕事をしましたが、他の職員から頼られる存在になっていました。他の部署に異動しましたが、仕事の幅を広げ、ひとまわりもふたまわりも大きく成長し、またふみの森に戻ってきてくれることを森人全員で願っています。「ね、まっちゃん。期待しているよ。」 (森の番長)
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3月も半ばになりました。朝晩はまだまだ冷えますが、日差しは温かくなり、キャンディーズの歌ではありませんが、重いコートの出番もなくなりそうです。数日前から我が家の裏山では鶯の声が聞こえています。少したどたどしいさえずりです。
茂木の里山も春の訪れを待っていたかのように、たくさんの花が咲きだしました。今の時期は何といっても「ミツマタ」です。逆川地区にあるミツマタ群生地では、見渡す限りのミツマタの黄色い花。木々の間から差し込む光に輝き妖精が舞い降りたようだと表現する方も・・・。
樹の花自然園「花の山」では、辛夷、山茱萸、連翹、雪柳等これからいろいろな花が咲きだします。
そして、当館から見える城山は桜です。全国各地から桜の開花情報が届いていますが、茂木でももうすぐ城山が桜色に染まるでしょう。本を借りたついでに、展示をご覧になったついでに、桜が満開の城山を散策するのも気持ちが晴れ晴れとするかもしれませんよ。
新型コロナウィルスの拡大は、いまだ予断を許さない状況ですが、ワクチン接種もまもなく始まります。ただ、マスクの着用や手指の消毒、手洗い・うがいは生活の一部として、これからもしばらくは続けていくことになるでしょう。
ふみの森もてぎでは新年度に向けて、各種展示などの計画が進められています。皆様が安心してご来館できますように、十分感染予防対策をとり開館していきたいと思います。 (森の番長)
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