ふみの森もてぎ落成式

 平成28年7月15日、「ふみの森もてぎ落成式」が行われました。元禄16年(1703年)創業の酒造蔵元ほか、隣接する1900坪の土地に、町有林材をふんだんに活用した「まちなか文化交流館〈ふみの森もてぎ〉」の落成です。棟札によると弘化3年(1848年)という仕込み蔵の梁や柱を活用した“ギャラリーふくろう”に設けられた式典会場には、来賓および招待者、関係者など総勢120名が顔を揃え、玄関前で行われたテープカットまで、茂木町の新しい文化拠点のスタートをお祝いしました。

【古口達也町長による式辞】

宝探しinふみの森

 7月17日、ふみの森もてぎグランドオープンの翌日、図書館には朝からたくさんの子供たちの元気な姿でいっぱい。「宝探しinふみの森」と題されたイベントが開催されました。主催したのは「なでしこの会」で、ふみの森もてぎを支えるサポーター組織の「ふみの森の仲間たち“こだま”の会」に登録しているボランティア団体です。

 ふみの森もてぎ図書館内、カウンターを過ぎたところにある書架をご存じですか。この書架、2階の廊下から見るとふみの森もてぎのロゴのかたちになっているんですよ。ここには、新刊図書や特集本、時の話題の本が並びます。特集棚には現在、茂木高校生が選んだおすすめの本、そして、時の話題特集コーナーには、SF作品が並んでいます。小松左京氏の没後10年を記念しての特集です。

 SFって聞いたとき、1970年代にNHKで放送していたドラマシリーズを思い出しました。「タイムトラベラー」や「なぞの転校生」。特に「なぞの転校生」は、夕方のドラマをわくわくして見ていました。現在のデジタル技術から見たら、本当に子供だましのような撮影技術ですが、私の中ではもう一度見たいドラマの一つです。そして、ドラマをきっかけにSF小説を読みだしたものでした。

 森人司書おすすめのSF本、手に取ってみてはいかがですか。 (森の番長)

 先日、とちぎテレビ「U字工事の旅!発見」の番組収録がふみの森もてぎで行われました。旅の目的は、現在当館で展示中の「茂木文書」です。茂木文書は、約400年間茂木の地を治めた茂木氏が遺した古文書で、昨年所蔵者の方から茂木町へ寄贈になりました。歴史的価値の高さなどから、令和3年3月に栃木県有形文化財に指定され、現在この指定を記念しての展示を開催しているのです。

 案内人は森人O、緊張もせずいつものように淡々と説明できたとのこと。その後、ふみの森の周辺を歩き、町民の方の話を伺ったりして、無事収録は終わりました。森人たちは収録の様子を見ていないので、U時工事さんと森人Oとの掛け合いや説明の様子など、放送が楽しみです。

 U字工事さん、真面目な方たちでしたよ。たまたま居合わせた利用者の方々や町中の皆さんとも一緒に写真を撮るなどして「さすが芸能人」。

 放送は、6月10日木曜日の午後7時から7時30分。ぜひご覧くださいね。     (森の番長)

 町在住鶴丸光世氏の「茂木の町並み絵巻展」がギャラリーふくろうで開催されています。茂木駅からふみの森までの縦町通りをイラストで描いた絵巻です。鶴丸氏は、茂木町に移住して9年。昭和の面影を残した町の景色に、子どもの頃過ごした町並みを思い出し懐かしくなったそうです。そして、この町並みを描いてみようと絵巻物に描いてくれました。

 絵巻には、今は締まっているお店が営業を再開していたり、たくさんの子供たちや町の人々が生き生きと描かれています。道路には2階建て観光バスが走り、一角では映画の撮影を行われ、空にはバルーンも飛んでいます。鶴丸氏の想像が膨らみ、楽しい町並みが出来ました。

 ご覧になった方からは、「楽しい!元気が出た。」などの声や、絵を前に昔の思い出話に花が咲くことも。

 いつも見慣れている風景、子どもの頃から見ていた景色。当たり前のように感じていた景色も違った視線で見ると魅力的に映ることもあるのですね。もう一度自分たちの町の良さを見直してみることも大切なことではないかと思います。 

 コロナ禍の中で展示は一年延び、感染予防のための換気や消毒など制限のある中での展示です。が、鶴丸氏は連日会場に詰め、皆さんとの交流を深められています。来年は、横町通りの展示を予定されている鶴丸氏。準備も着々と進んでいるようです。町民の方も森人もみんな楽しみに待っています。  (森の番長)

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