茂木町指定有形文化財(考古)平成31年3月15日指定
所  在 ●ふみの森もてぎ
出  土 地 ●茂木町九石古宿遺跡
年  代 ●縄文時代後期(約3200年前)
形  態 ●像高13.5㎝ 幅9.3㎝ 厚さ3.3㎝
       粘土素焼き
 
縄文時代後期から晩期にかけて関東地方で盛行したミミズク土偶。その顔の表情が鳥のみみずくに似ていることから「ミミズク土偶」と呼ばれる。平成2(1990)年11月から同3年1月にかけて行われた九石古宿遺跡1次調査において出土した。右腕部分は折れていたものの、西側20㎝地点で出土し接合している。頭部や顔面の装飾が簡素で、ミミズク土偶としては初期的様相である。北関東におけるミミズク土偶出現期の様相がわかる資料として、学術的にその価値は高い。
※「ミミズク土偶(九石古宿遺跡出土)」は平成31年3月に町有形文化財に指定されたため、「茂木町の文化財 第2版」(平成29年発行)には掲載されておりません。
 
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