茂木町指定有形文化財(書跡・考古資料)平成8年7月23日指定
所在地 ■河又421番地 金蔵院
形 状 ●経典600巻、格納桐箱12箱、長持箱3箱一式
作 者 ●沙門鉄眼(佐伯道光宝蔵国師)
奉納者 ●亮柵法印
年 代 ●安永4年(1775)
 
安永4年(1775)この地方に飢餓と疫病が蔓延していた。当時の住職はこれを退散・治療させるために壇中有縁の人々より浄財を募り、大般若経を勧請した。この大般若経は、京都宇治市五ケ庄の黄檗山宝蔵院が収蔵する、鉄眼禅師が模刻した版木から刷り出したものである。この大般若経を桐の箱12箱に入れて桐の長持ち3箱に納め、ヒノキでできた担ぎ棒を挿し、前後4人の担ぎ手によって村中を歩き回ったという。
 
 
 
2024年 (令和6年)
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