〈3〉ロゴマークの意味

 

このホームページ中央に位置するふみの森もてぎのロゴマークは、デザイナー美柑和俊さんの作品です。今回はこのマークの意味するものについて、美柑さんの制作意図を中心に、私の後付けの解釈を一部加えてご説明したいと思います。 

 マークを大づかみにとらえると「茂木」のローマ字表記の頭文字「M」を表していることがわかります。また、「M」の上部、2つのとんがりのうち左側は3本線になっていますが、これらはふみの森の建物の切妻屋根の連なりを表現しています。たしかにそう見えますね。同時に「M」のかたち全体は2つの頂をもつ「山」のようにも見え、左の3本線は斜めになった「川」の字でもあります。山間を多くの川が流れる茂木の地形を象徴するかのようです。

 

マークの中央では「M」の頂点から下る線が交差して正方形をつくっています。この交差は人と人、人と文化の「交流」を表しています。そして、この部分は並んだ2人の人物(なで肩の人です)が腕を組み合っているようにも見えませんか。実にたくさんの意味をはらんだマークといっていいでしょう。なお、色については、「ふみの森もてぎ」のロゴは茂木の里山や田園の「緑」、マークは遠くに望む山々の「紺」が、それぞれつかわれています。

 

このマークはホームページのほかふみの森の館内各所で目にするものですが、一番巨大なものは図書館の2階から見ることができます。写真は図書館の特設書架「森の道しるべ」を2階から撮影したものです。書架の天板がふみの森のマークになっています。この書架には、新着図書を中心に時事的な話題の本やオススメの本などが並べられています。腰を下ろして読むスペースもありますので、来館の節はどうぞのぞいてみてください。

 

 

 

 

2024年 (令和6年)
12月3日(火)
Weather
火~金 9:00~19:00
土日祝 9:00~18:00